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病気と闘う子どもと家族の応援団!ドナルド・マクドナルド・ハウスって知ってる??

2020年 07月31日  特集

みんな大好きマクドナルド!
みなさん、マックのレジでこんな募金箱を見かけたことがありませんか??



実はこの募金箱の中身の行方こそ、
タイトルの
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」
なのです!!



さて、その気になるドナルド・マクドナルド・ハウスですが、何の施設かというと・・・




福岡では「福岡市立子ども病院」のすぐそばに建設されているドナルドマクドナルドハウス。
実は、福岡市立子ども病院に通院する子どもとそのご家族が「一泊千円!!」で宿泊できる施設なのです。


一般の診療機関では診断・治療が厳しい小児を対象に、高度な専門医療を提供する福岡市立こども病院。
福岡市・福岡県外からも日々たくさんの子どもたちが治療に訪れます。
中には長期に渡って入院が必要になるお子さんも。
そんな遠方から入院・通院する子どもたちや付き添い家族のために建てられたのが、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」なのです。

実は私の息子、生後一か月で先天性の頭蓋骨疾患があると判明…
福岡では治療できず、東京の国立成育医療センターに生後二か月でひと月ほど入院したことがありました。
その際に私たち家族もドナルド・マクドナルド・ハウス せたがやハウスにお世話になりました。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは福岡だけではなく、日本国内に11、世界で375もの子ども関連医療施設に併設されています。

(引用 公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティーズジャパン より)



世界中に存在する「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の始まりは、1974年、アメリカ、フィラデルフィア州から。

アメリカンフットボールの選手として活躍していたフレッド・ヒル。
ある時3歳になる愛娘が白血病にかかり、入院することに。
最愛の娘の入院中、彼がその病院で目にしたのは、狭い病室で子どもの傍らに折り重なるようにして寝ている親たち、看病に追われやむなく病院の自動販売機で食事を済ませる家族の姿でした。

また、ビル家族が暮らす家は病院から遠く離れていました。いつも暮らす我が家から離れた場所で過ごすのは精神的・経済的にも大変つらかったと言います。 そこで彼は考えました。病院の近くに家族が少しでも安らげる滞在施設ができないものかと。

そして、そのビルが発起人となり、病院の近くにあったマクドナルドの店舗オーナーや病院の医師、ビルのフットボールチームの仲間の協力のもと、施設を建設するための募金活動が始まったのです。


彼らの切実な願いはフィラデルフィア中に広がります。
そして1974年、フィラデルフィア新聞社が提供してくれた家屋を改造し、ついに世界初の『ドナルド・マクドナルド・ハウス』が誕生しました。 


(引用 ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティーズジャパン)


そんなドナルド・マクドナルド・ハウスが日本にやってきたのは、実は2001年と割と最近のこと。
1996年当時、東京都世田谷で立ち上がっていた「国立成育医療センター設立プロジェクト」のために帰国していた、スタンフォード大学社会学者、西村由美子さんの次の一言がきっかけだったといいます。


「アメリカの小児病院にはかならずドナルド・マクドナルド・ハウスがあるのに、なぜ日本にはないのでしょう。」


その声をきっかけに、2001年日本に初めてドナルド・マクドナルド・ハウス せたがやハウスが、国立成育医療センター敷地内に誕生しました。



(引用 ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティージャパンHP)

 

もしも子どもが病気になったら・・・
子どもが病気になったとき、家族はなによりもまず、子どもに最善の治療を受けさせよう!と考えるもの。でも、もしその病院が自宅から遠い場所にあったら・・・
家族の負担は精神的にも肉体的にも、そして経済的にも大きなものになってしまいます。
そうなったら親は、自分のことなど二の次で、子どもの治療に専念しようと、何日も病院のソファーで寝たり、三食を簡単な弁当で済ませたり。その上、遠くの家に残された他の子どもたちのことも心配しなくてはならないのです。ドナルド・マクドナルド・ハウスは、このようなご家族をサポートするために生まれました。
コンセプトは" Home-away-from-home "わが家のようにくつろげる第二の家。
病気のお子さんに付きそうご家族が、自宅にいるようにゆったりすごせること、それがハウスの願いです。ハウスでは、日常生活がスムースにおくれるように、自炊ができるキッチンやリビング、ダイニング、ランドリーやプレイルームを完備し、プライバシーを守れるように配慮しています。(公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティーズジャパンHPより引用)



(引用 ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティージャパンHP)



福岡市立こども病院近くに2015年に設立されたドナルド・マクドナルド・ハウス ふくおかハウス。日本で10番目のハウスです。


(引用 ドナルド・マクドナルド・ハウス チャリティージャパンHP)

患者と家族が、我が家のように過ごせるように。
ふさぎ込まずに少しでも明るい気持ちになれるようにとの想いと工夫が随所に詰まった、優しさにあふれる摂設計。


共用キッチン。
共用ダイニングでは通院する家族が空間共有することもしばしば。明るい灯が差し込むダイニングは、独りにならずに少しでも人と会話ができるようにと願いが込められた設計です。
私もせたがやハウスのオープンキッチンでお友達になった、北海道から来て入院している女の子のママの存在は、入院期間の大きな心の支えになりました。


こちらはハウスへの寄付の調味料など。
ハウスにあるもののほぼすべてが寄付・寄贈で賄われているんです。せたがやハウスを利用していた時にキッチンに置いてあった「ハウスを以前利用された方からです」と書かれた紙とともに、1合ずつ袋分けされたお米たち。気持ちに胸が熱くなったのを今でもよく覚えています。
気持ちもバトンをつなぎたいと、息子の退院後は私も、お世話になったせたがやハウスへ、頻繁にではありませんがお米やさっと食べれるインスタント食品、洗剤などを送っています。









mavieでは、mavieチャリティーショップの利益で、ドナルド・マクドナルド・ハウスさん他、子どもたちのための医療福祉施設に寄付寄贈を行います。


皆様と共に、子どもたちの”今”と”未来”を支えていきたいと強く思います。
ぜひご協力ください。

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ドナルド・マクドナルド・ハウスHPはこちら





 

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